Product Design Lab
ニューデザインのプロダクトを作り上げる過程を追っかけていきます。もちろん読者の皆さんとのコラボレーションも検討中。

2007年08月25日

MAio-108×ZERO FIRST DESIGN 1

4月の初めにUPしました「MAio-108の工房を訪ねて」という記事から早数ヶ月。
時が過ぎるのは早いものです。季節は流れて9月を迎えました。
MAio-108との共同プロジェクトもミーティングを重ね、少しずつ具体的なかたちになってきました。

前回、立川にあるMAio-108の工房見学を行った後、具体的な方向性を決める為にミーティングを行ってきました。

共同でモノ作りを進めて行くにあたり、どこかで発表の場を持とうという結論になりました。
モノを作って、作ったモノを発表する場をもうけるというのは、クリエーターにとってはごく自然の流れで、
今回は、ゼロファーストデザインのショップのウィンドウを使って展示を行うことになりました。

その発表の場に向けて、お互い業務の合間を縫って少しずつプランを進めてきました。
大まかな内容としましては、MAio-108が全体環境のデザイン、商品の製作を担当して、ゼロファーストデザインは、商品デザインとイベント全体のプロデュースを担当することになりました。


共同企画の第一弾として、今回のテーマは『 in / out 』です。
以下の文章は、展示コンセプトの概要になります。

『 in / out 』

目の前にある道具達は、一つの姿だけではありません。
タイルや枝、テーブルなど、道具本来の用途や形以外に置き換えられた道具の姿は、
タイル一つ一つ、そのものに欠かす事の出来ない痕跡となって輝き始めます。
私達は、伝統的な(古くから使われてきた)素材と技術を使い、身のまわりにある道具達や環境を新しい視点で捉えなおします。
人工物と自然物は境界をあいまいにしながら、素材の中で出会い、融合します。
そのようなモノと素材の新しい関係を探り出す様なフィールド、大地をイメージして、
このような世界を創り出しました。

(Ken Nozawa)

2007年08月22日

Mobile Ashtray Project_3

携帯灰皿プロジェクトの試作状況報告です。
今回、出来上がってきたものはゼロファーストデザインの女性デザイナーの作品です。

携帯灰皿をデザインするにあたり、男性的なデザインが圧倒的に多い傾向にあります。
近年、男性の喫煙率は低くなっている反面、女性の喫煙はやや増えています。
そこで、女性でも抵抗無く持てる携帯灰皿をテーマにデザインしたようです。

社内で色々と話あったところ、女性が携帯灰皿を使用する際に気になる点があるようです。
それは、携帯灰皿に溜まったタバコの吸い殻を捨てる動作だそうです。
確かに女性と言わず、男としてもコンビニの前の灰皿などに携帯灰皿を逆さにして捨てる仕草は、
あまりかっこいいものでは無い気がします。無造作に灰皿に落ちて行く吸い殻はとてもイメージが悪いですし。

そこで彼女は考えました。
それならば、吸い殻を貯めないでこまめに捨てられるような携帯灰皿が良いのではないかと。
タバコを吸う人みんながヘビースモーカーではないのだし、ほんの息抜きに吸う人も大勢いるはずです。

そのような考え方に、女性らしいかわいらしく繊細な造形がプラスされたデザインとなりました。
王冠をモチーフにしたキャップがとても印象的なデザインで、丸みを帯びた筒状の部分が灰皿になっています。

一服のひと時に、こんなかわいらしいアイテムはいかがでしょうか?

※まだ試作段階につき発売未定。仕上げは最終仕様ではございません。


(Ken Nozawa)