19世紀の幸せなものづくり ウィリアム・ド・モーガンがタイルに残したメッセージ
「土と水と火との出会い」をコンセプトとするINAXライブミュージアム(愛知県常滑市)では、その出会いの象徴である「タイル」をテーマに、2010年 9月18日(土)から3月14日(月)まで、「土・どろんこ館」と「世界のタイル博物館」の両企画展示室で、『19世紀の幸せなものづくり ウィリアム・ド・モーガンがタイルに残したメッセージ』と題した展覧会を開催します。
機械による大量生産が主流となった19世紀後半のイギリスでは、労働者は機械の一部のようになり、ものづくりの達成感や充実感が失われていました。それに対して、手づくりによる新しいタイルの製造技術を確立していったのが、ウィリアム・ド・モーガン(1839−1917)です。ド・モーガンは、ウィリアム・モリスとともにアーツ・アンド・クラフツ運動*1を進めた芸術家の一人で、有能な画家、デザイナーであり、さらに「手描き転写*2」という新しい製造技法や「ルビー・ラスター*3」という釉(うわぐすり)を開発するなど、想像力に富んだ機械工であり、化学者であり、技術者でもあると評されました。
第1会場(土・どろんこ館)ではド・モーガンの作品を通して彼の人間味あふれるものづくりの思想を伝えるとともに、当時の中産階級の人々が郊外に建てた邸宅の青いタイル張りのホールや、ルビー・ラスターのタイルを使ったコージー・コーナー(暖炉脇のくつろぎ場所)のある部屋を再現するなど、人とものづくりの本質に迫ります。
第2会場(世界のタイル博物館)では、ド・モーガンが追求したタイルによる空間装飾の可能性を、映像インスタレーションと当時のインテリアシーンから探り、タイル装飾の新しい提案を試みます。『19世紀の幸せなものづくり ウィリアム・ド・モーガンがタイルに残したメッセージ』展をご堪能ください。
【INAXライブミュージアム企画展】
『19世紀の幸せなものづくり ウィリアム・ド・モーガンがタイルに残したメッセージ』
会期:2010年9月18日(土)〜 2011年3月14日(月)
会場:INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」「世界のタイル博物館」企画展示室
開館時間:10:00am〜5:00pm(入館は4:30pmまで)
定休日:第3水曜日(祝日の場合は翌日)
共通入館料:一般:600円、高・大学生:400円、小・中学生:200円
70歳以上:500円障害者:無料(税込、各種割引あり)
企画・制作:INAXライブミュージアム
特別協力:ド・モーガン財団
後援:ブリティッシュ・カウンシル
企画協力:株式会社ブレーントラスト、吉村典子
展示デザイン:株式会社ゼロファーストデザイン
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【関連セミナー 「ド・モーガンのものづくり思想とタイルの魅力」】
展覧会初日の9月18日には、本展の展示設計を手がけた佐戸川清さんと、ド・モーガンの研究者である吉村典子さんを招き、INAXタイル建材事業部長 山中潤一とともに、ド・モーガンの魅力に触れるセミナーを開催します。セミナーでは、ド・モーガンのものづくりの思想を、その時代背景や人物像、技術や作品、今も高い評価を受けている美しいタイル空間から読み解いていきます。
日時 : 2010年9月18日(土)1:30pm〜3:00pm
会場:世界のタイル博物館 セミナールーム
定員:先着50名。聴講無料
申込方法:氏名、電話番号、聴講人数」を明記の上、FAXかメールにて申込みください
FAX:0569-34-8283 TEL:0569-34-8282
E-mail:event.ilm@i2.inax.co.jp
【講師プロフィール】
佐戸川 清 [(株)ゼロファーストデザイン 代表取締役]
国内外における環境デザイン、プロダクトデザイン及び商業空間、百貨店、ライフスタイルショップ、家具専門店の企画、VMD企画、国内外のイベントプロデュース等、幅広い活動を行っている。
吉村 典子 [宮城学院女子大学 英文学科准教授]
愛知県生まれ。京都工芸繊維大学大学院博士課程修了、デザイン史・工芸史専攻。2009年から 1年間、ヴィクトリア&アルバートミュージアム客員研究員としてウィリアム・ド・モーガンを研究。
山中 潤一 [(株)INAX 取締役上席執行役員 タイル建材事業部長]
☆STUDIO Le.cave
☆ゼロファーストデザイン・オンラインショップ
☆ゼロファーストデザイン・代官山
☆ゼロファーストデザイン・オフィス
☆ゼロファーストデザイン・スタッフブログ
☆Interior Trend Vision

